[電気] ものづくりマイスターから「シーケンス制御」を学ぶ!

富山県職業能力開発協会主催による、厚生労働省委託 若年技能者人材育成支援等事業 出前講座が始まりました。

平成28年 10月 5日(水)~ 11月 2日(水)の期間に、4回にわたって、ものづくりマイスターで「電気機器組立て・機械保全」の特級技能士の 片山 昌作 先生(片山安心コンサルタント)からシーケンス制御について学びます。

講座の様子 1

講座は、本校の電気科実習で、選択「電子計測制御」を履修している電気科 3年生 10名を対象に行われました。

講座の様子 2

説明の後、プログラマブルコントローラーと制御対象の配線を行い、実際にシーケンス制御を行います。

講座の様子 3

配線は、二人ずつのグループで協力して行いました。それぞれの課題は、設計したラダー図に合わせて、約20本の配線を行わなければなりません。

講座の様子 4

今回の講座で使用したプログラマブルコントローラー(写真右上)と、制御対象(写真左下)。 ※写真をクリックすると、拡大できます。

「ものづくりマイスター」とは、平成25年度に厚生労働省によって創設された制度で、以下の認定基準に該当する高度な技能を有している方が認定されています。今回の出前講座で講師を担当いただいている片山先生も、平成25年度にものづくりマイスターに認定されています。「ものづくりマイスター制度」についての詳細は、「厚生労働省ものづくりマイスターについて|技のとびら – 技能検定制度のポータルサイト」をご覧ください。

  1. 技能検定の特級・1級・単一等級の技能士及び同等の技能を有する方、
    技能五輪全国大会の成績優秀者(銅賞まで)のいずれかに該当する方
  2. 実務経験が15年以上ある方
  3. 技能の継承や後継者の育成に意欲を持って活動する意思及び能力がある方